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野草


野草

山野草(さんやそう)または山草(さんそう)・野草(やそう)とは、国内外の平地から高山に至る野外に自生する観賞価値のある草本、低木及び小低木の一部を含む幅広い意味を持つ言葉であるが、日本国内における近代的な山野草栽培の歴史は100年程度と浅く明確な定義はなされていない。

一般的には野生植物のみを指すと思わがちであるが、近年では国内外で品種改良されたものが「山野草」と称して流通している事例も多く、取扱業者が便宜的につけた不適当な名称で取り引きされている場合もある。


ようは野に生える植物で、身近なところでは、公園、河原、なんなら庭にある草などで、知識さえあれば食べられる野草も多々存在します。

たんぽぽ

道ばたや野原、草原に多い多年草で、広く一般によく知られている。草丈は15センチメートル (cm) 内外で、花は一般に黄色であるが、白花もある。都市部に多いのはセイヨウタンポポである。生命力の強い植物で、アスファルトの裂目から生えることもある。50センチメートル以上もの太く長いゴボウのような根を持ち、長いもので1メートル以上にもなる。葉は生い茂って羽状に裂けるか、不整鋸葉がある。花は、黄色から白色の頭状花を一つ付け、花茎は分岐しない。花が咲き終わると、花茎は一旦倒れ、数日後に再び立ち上がって、花を付けていたときよりも高く伸びる。立ち上がった花茎の先端にできる果実は、綿毛(冠毛)の付いた種子を作り、湿度が低いときに綿毛を球状に展開して、風によって飛び散る。茎葉を傷つけると、白い乳液が出る。

セイヨウタンポポの葉は古くから東ヨーロッパや中東で食用に供されており、多少の苦味があるがサラダなどにする。特にスロベニアでは人気がある。アメリカ合衆国の一部では、花弁を自家製醸造酒(タンポポワイン)の原料として用いる。日本では、若葉を軽く塩ゆでして水にさらしてあく抜きし、お浸しや和え物、汁の実にしたり、同様に花を二杯酢などで食べたりもする。


野草.txt · 最終更新: 2021/08/19 01:58 by moepapa

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