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キャベツ


キャベツ

安価で量も多く、生でも火を通しても、大変多くの料理に使えて便利なお野菜です。
無駄なくすべて使えて、貧乏グルメ・節約グルメに必須な野菜のひとつです。

100円から200円くらいなのに、1玉でたくさんのキャベツの葉がとれ、そのボリュームゆえ、節約食生活の強い味方になってくれます。

生でサラダにしてよし、味噌汁の具、炒め物など、火を通してよし、どうやっても食べられる素敵な食材です。


食べ方

キャベツとは

キャベツ(古くはキャベジ、英語:Cabbage、Brassica oleracea var. capitata)、アブラナ科アブラナ属の多年草。野菜として広く利用され、栽培上は一年生植物として扱われる。

名前は英語に由来するが、さらにその語源はフランス語のcaboche(頭)から。別名の甘藍(かんらん)は中国語名の甘藍(gānlán)から、玉菜(たまな)は結球する性質に由来する。

フランス名は chou cabus、イタリア名は cavolo、中国名は巻心菜(けんしんさい)という。

野菜としてのキャベツは、生産される季節により玉が固くしまって中が白い「冬キャベツ」と、巻がゆるくて緑色が濃い「春キャベツ」というように呼び分けも行われている。

西ヨーロッパの海岸の崖の上が原産といわれ、ヨーロッパでは古代ギリシア人の時代に薬用され、紀元前4世紀には保健食から野菜として栽培された。日本ではじめて野菜として栽培されたのは、明治4年の北海道開拓使だといわれている。現在は世界各地で栽培されている。

冷涼な気候に適応した野菜で、気温5度まで下がっても生長し続け、15 - 20度でよく生育する。小さい苗ならば、-12度まで気温が下がっても、一晩から二晩くらいまでならば耐えられる。

一年草、または二年草(越年草)。春に十字型の淡黄色の花を咲かせる。

キャベツは結球(丸く玉になる性質)のイメージが強いが、結球する品種と、しないものがある。また、同じ原種に由来するケール、カリフラワー、カイラン、メキャベツ、コールラビ、ブロッコリーなどと同様に長い品種改良の過程を経ているため、多くの品種がある。

ビタミンC、ビタミンUを豊富に含む。

葉が柔らかく癖のない味なので、様々な料理に使われる野菜である。また、茎に生える小さな腋芽も本体同様に食用となる。アクの成分はほとんどなく、千切りにして付け合わせやサラダにしたり、生で食べる以外にも、煮たり炒めたり、汁の実にして食べる。硬い芯も、細かく刻み加熱するなどすれば食べることができ、米飯の代用品が商品化されている。春キャベツは、やわらかいのが特徴で生食に最も向いており、炒めてもおいしく食べられる。冬キャベツは、玉の中までかたく締まり、寒さや霜に当たると甘味を増す。

収穫後のキャベツは長期にわたる保存が可能で、1 - 2度の低温倉庫で、湿度を高めに維持しておけば、極端に冬が長くない限り4か月間は新鮮さを保ち保存可能である。長期保存では、細かく刻んだキャベツに塩を均等に混ぜて漬け込み発酵させたザウアークラウトにすれば、数年間は保存可能になる。適度に乳酸発酵したザウアークラウトは、特有の刺激臭と酸味があるが腐敗臭はない。


メキャベツ・芽キャベツ

メキャベツ(芽キャベツ、英: Brussels sprouts、学名:Brassica oleracea)は、 アブラナ科の一年草。キャベツの変種のひとつ。別名はヒメカンラン(姫甘藍)、コモチカンラン(子持甘藍)。仏語でシュー・ド・ブリュッセル(chou de Bruxelles)。原産地はベルギーのブリュッセル近郊とされる。

低温、高湿度の環境と親和する。メキャベツは小さい品種と高く伸びる品種の大きく二種類に大別される。頂芽に球をつける普通のキャベツとは異なり、側芽が球になる。小さな品種は高くとも0.6m程までしか伸びず、逆に大きい品種は1.2mほどまで伸びる。茎の側面に直径3-4cmの小さなキャベツが50-60個つく。キャベツは若い内はナッツのように甘い香りを出すが、成長すると他のアブラナ科の野菜同様苦味を出す。

ビタミンCを多く含み、柔らかくゆでて、シチュー、和え物、煮物、バター炒め、サラダなどにする。可食部100g中の成分は、エネルギー50kcal、水分83.2%、たんぱく質5.2%、脂質0.1%、炭水化物9.9%、灰分1.1%である(五訂増補 日本食品標準成分表より)。

イギリスでは、メキャベツは七面鳥など肉料理との付け合わせにされることが多い。ベルギーでは、皮を剥いた栗と併せて加熱する。

おいしくて、その形状も含め楽しめるお野菜なんですけど、いかんせん、キャベツそのものに比べると、量あたり割高なので、貧乏グルメの食材にはちょっと向かないかもです。
農家さんなどで自家消費用で作っているとかだといいんですけどね。


芽キャベツの魅力

芽キャベツとは、キャベツの小さな芽で、非常に栄養価が高い野菜です。最近では、スーパーや市場で見かける機会も増えてきましたが、その独特な風味や食感を味わったことがある方はまだ少ないかもしれません。今回は、芽キャベツの様々な魅力を詳しく掘り下げていきたいと思います。

芽キャベツとは?

芽キャベツは、アブラナ科の野菜で、キャベツの一種です。その名の通り、キャベツの葉の間に小さな芽が生えることで知られています。芽キャベツは、鮮やかな緑色をしており、見た目もとても愛らしいです。外見も重要ですが、その栄養価も見逃せません。

芽キャベツの栄養価

芽キャベツは、100gあたりに含まれるビタミンCはキャベツの約4倍、食物繊維は約3倍、さらにビタミンB2やβ-カロテンも豊富です。特にβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、抗酸化作用が期待されます。免疫力を高め、肌の健康を保つのにも役立つため、積極的に取り入れたいところです。

また、芽キャベツには食物繊維も豊富に含まれていますので、腸内環境の改善にも寄与します。腸内環境が整うことで、全体的な健康維持にも役立つでしょう。

芽キャベツの旬

芽キャベツの旬は秋から冬にかけてです。この時期に出回る芽キャベツは、特に甘味が強く、風味が豊か。選ぶ際は、外葉がしっかりしていて、色が鮮やかなものを選ぶことがポイントです。お店で見かけたら、まずは手に取ってみてください。

芽キャベツの調理法

芽キャベツは、さまざまな調理法で楽しむことができます。茹でてサラダに加えたり、蒸して軽く塩を振るだけでも美味しいです。さらに、炒め物やローストにも向いています。オリーブオイルやバターで炒め、ニンニクやハーブを加えると、香り高い一品に仕上がります。

例えば、芽キャベツとベーコンを一緒に炒めると、ベーコンの旨味が芽キャベツに染み込み、絶妙な味わいになります。さらに、チーズをトッピングすることで、濃厚さも加わり、一層美味しくいただけます。

芽キャベツの魅力

芽キャベツの魅力は、栄養価の高さだけでなく、その独特な風味にもあります。少し苦味があるため、他の甘い野菜と組み合わせることで、バランスの取れた味わいになります。これまであまり食べる機会がなかった方も、ぜひ一度試してみてほしいです。

また、芽キャベツは見た目も可愛らしく、料理に彩りを加えてくれます。家庭料理はもちろん、パーティーの前菜としてもぴったりです。見た目だけでなく、栄養価や風味も素晴らしい芽キャベツ、今すぐ食卓に取り入れてみましょう。

芽キャベツの魅力は、栄養価の高さや独特の風味、美しい見た目にあります。栄養面でのメリットを享受しつつ、様々な料理に取り入れて、日々の食生活を豊かにしていきましょう。今後、芽キャベツを見かけたら、ぜひ手に取って、その魅力を体感してみてください。


キャベツ.txt · 最終更新: 2024/12/14 08:15 by moepapa